「服について興味を持ちはじめたけど、どうやって学べばいいの?」
「アパレル店員のようにかっこよく服を着たいけど…何か違う…」
「ファッションについて語れる人ってかっこいいな!」
こんなことをふと考えたことはありませんか?
『私はあります!!!』
雑誌やSNSのキラキラした画像を見てもモデルやインフルエンサーが着ているから当然かっこよく見えるけど、実際同じ服を着ても同じ感じにはならない。
おしゃれな人たちは周りにもおしゃれな人が多い…自分とは違うからという理由をつけて
片付けてしまっている。諦めてしまっている。
しかし、皆さん服は毎日着るもので自分で購入して着ているものです。
折角ならその普段纏うものに「こだわりたい」「おしゃれって言われたい」と思いませんか?
そんな気持ちを持ってくれる方に情報を発信しています。
前置きはここまでにして
こちらの記事では初歩の初歩「知っておきたいファッションのジャンルについて」学んでいきます。
この記事を全て最後まで読んでいただければ街中で着ている服がどんな背景でできたのこのどんなジャンルになるかがふわっと分かるように書かせていただきました。
⚪︎この記事で紹介している内容
・10個の代表的なジャンル
・特徴
・歴史背景
(各ジャンルの深い内容に関しては別の記事で書かせていただきます。)
是非、最後まで読んで参考にしてください!!!
服の知識を知りたい!けどどうやって学べばいいの?
①ネットで検索する
②本を読む
③人に聞く
どれも単純かつシンプルです。
しかし、何から学んでいけばいいのか分からない。
そもそも服は非常に幅広く奥深いので少しでも知らなければ調べることもできません。
そこで最初のステップとしてファッションのジャンルについてこの記事で学びましょう。
何故、服について学ぶのにジャンルを知っておくべきなのかは次の章でお話します。
今後の記事に関しても皆さんに興味の種を植えるイメージを持って書かせていただきますので楽しみにしてお待ちください。
下記に私のおすすめの調べ方を述べさせていただきます。
私の記事や普段の生活の中で何か疑問を持ったら是非調べて知識を深めましょう。
ネットで検索する。
PinterestやInstagramなどのSNSで気になるアイテムがあったらスクショなど画像に残して、Googleレンズの画像検索でアイテムの名前を特定する。
名前さえ特定できれば知りたいことは検索できるので是非活用してみてください。
本を読む
雑誌は基本的に新商品や注目ブランドなどのトレンドが発信されているので是非見るようにしましょう。
オススメ(雑誌)
・POPEYE
・FUDGE
上記の雑誌は表紙からおしゃれなので持っているだけでモチベーションが上がります。
もっと上級者の方にはより専門的・感覚的なものにも挑戦してみてください。
オススメ(雑誌)
・装苑
・PURPLE FASHION
オススメ(本)
・メンズウェア100年史、
・FASHION 世界服飾大図鑑
・ウィメンズウェア100年史
人に聞く
ECの拡大が進んでおり、店舗に足を運ぶことが減ったという人も多いかもしれませんが
店舗に足を運んでみてください。
服の情報を実際にアイテムを見て触って試して第三者(販売員)の意見を聞ける場所です。
何か気になるアイテムが実店舗で見れるなら是非足を運んで見てください。
古着屋もオススメです。
古着屋の店員は服にロマンを感じている人が多く、すごくニッチな知識を多く持っています。
販売員はそれぞれの知識を元に多くの話をしてくれます。
友人のようなカジュアルな感じで接している方も多く、何度か通って覚えてもらえばこちらから聞いた内容でも
気持ちよく応えてくれたりアドバイスもくれる人もいます。
2023年のY2Kに学ぶ、ファッショントレンドは回る。
「ファッションの流行は回る」
一度は皆さんも聞いたことがあるフレーズじゃないでしょうか?
実際に2022年の流行語にもノミネートされていたY2K(Year2000)という言葉があります。
Y2Kファッションも同時に流行っており、2000年頃に流行したファッションを指します。
とはいっても丸々同じではなく、ワイドパンツなどのゆるっとしたアイテムが現代のトレンドに合わせて取り入れられていたり、サスティナブルな素材で再現がされていたりと
2022年ならではのY2Kファッションになっています。
他にも1960年代と1990年代で流行ったモッズファッションや
1990年代と2010年代で流行ったグランジなどの例があります。
このようにファッションは多少の変容はありながらも過去に流行ったものが改めて流行ることはよくあります。
そこで大枠であるジャンルを知っておくことで
呼び名は違ったとしてもどんな服装かイメージができ、流行の流れに置いてかれることなくついていけるようにしようというのが今回のテーマになります。
実際はトレンドに左右されないファッションを見つけるのにも重要な要素ですが、そちらの話に関しては4章の「どうやって知識を「おしゃれ!」に活かすのか!」でお話します。
まずは、どんなジャンルがあるのか次の章で見てみましょう。
10のファッションジャンルについて
クラシックファッション
UnsplashのYasamine Juneが撮影した写真
- 特徴:エレガントでタイムレスなデザイン。スーツ、トレンチコート、リトルブラックドレスなど。
- 歴史背景:20世紀初頭から中盤にかけて、ココ・シャネルやクリスチャン・ディオールなどのデザイナーが確立したスタイルです。
綺麗めコーデなどの言葉で表されることもあります。
ビジネスシーンでおしゃれなスーツにしたいなと思っている方におすすめです。
ストリートファッション
UnsplashのEvelyn Céspedesが撮影した写真
- 特徴:カジュアルで都会的なスタイル。グラフィックTシャツ、スニーカー、デニムなど。
- 歴史背景:1970年代から1980年代にかけて、ヒップホップ文化やスケートボード文化と共に発展。特にニューヨークやロサンゼルスが発信地になります。
日本のストリートファッションは少し形が異なり、スナップなどで取り上げられる少し奇抜なものなども含まれます。過去にあった雑誌で「TUNE」や「Fruits」などで取り上げられていました。
ボヘミアンファッション
UnsplashのStephen Arnoldが撮影した写真
- 特徴:自由でリラックスしたスタイル。フリンジ、刺繍、フローレスドレス、ベルボトムパンツなど。
- 歴史背景:1960年代から1970年代にかけて、ヒッピームーブメントと共に人気を博す。自然や自由を重視するライフスタイルを反映したファッションになります。
少し前に流行ったフレアパンツやベルボトムといったアイテムはこのスタイルの特徴的なアイテムで、ヒッピースタイルなどとも呼ばれます。
平井大さんやジョニーデップあたりの服装がイメージしやすいかと思います。
グランジファッション
UnsplashのMatthew Fassnachtが撮影した写真
- 特徴:無造作で反抗的なスタイル。フランネルシャツ、破れたジーンズ、ドクターマーチンなど。
- 歴史背景:1990年代初頭、シアトルの音楽シーン(ニルヴァーナなど)と共に広がる。ファッションに対する反発から生まれたスタイルです。
今でこそよく見るダメージジーンズやクラッシュ加工などのアイテムの火付けになったジャンルです。
カートコバーンが好んだスタイルで、彼自身をファッションアイコンにして服を真似る人が多くいます。
スポーツウェア(アスレジャー)
UnsplashのJalen Terryが撮影した写真
- 特徴:機能的かつスタイリッシュなスポーツウェア。レギンス、スウェットシャツ、スニーカーなど。
- 歴史背景:1980年代から1990年代にかけてのフィットネスブームに端を発し、近年では健康志向の高まりと共に定着しました。
最近ではファッションとしてサッカーのユニフォームが出されていたり、機能性の高いスニーカーがファッションとして取り入れられたりしています。
小松菜奈さんが着用して価格が急騰したadidasのトラックジャケットなどのアイテムを使ったスタイルも人気ですね。
アメカジファッション(American Casual)
UnsplashのPeter Dlhyが撮影した写真
- 特徴:ジーンズ、チェックシャツ、スニーカー、レザージャケットなど、カジュアルで実用的なアイテムが中心。
- 歴史背景:アメリカの労働者階級の服装から派生し、1950年代の映画や音楽(例:ジェームズ・ディーンやエルヴィス・プレスリー)が影響を与えました。1960年代以降、大学生や若者文化の象徴として定着しています。
デニムとチェックシャツがイメージしやすいアイテムかと思います。街中でも着ている人の多いジャンルになります。
ダウンタウンの浜ちゃん、さまぁ〜ず、所ジョージさんなどが長年着用している服装で長くファンがいるスタイルです。
ミリタリーファッション
UnsplashのMegan Ruthが撮影した写真
- 特徴:軍服をモチーフにしたスタイル。カーゴパンツ、パーカ、ブーツなど。
- 歴史背景:軍需品が戦争が終わるごとに放出され市民の生活に取り入れられたことが一般使用の始まりで、実用的かつ機能的なデザインが特徴です。
国や年代を調べることでその当時の最先端の機能などを知ることができる非常に面白いジャンルになります。また、当時のアイテムに関しては値段が急騰しておりコレクター気質の高い人にはハマる要素が万歳です。
パンクファッション
UnsplashのNick Fewingsが撮影した写真
- 特徴:反体制的でDIY精神が特徴。レザージャケット、スタッズ、ダメージデニムなど。
- 歴史背景:1970年代後半、ロンドンのパンクロックシーン(セックス・ピストルズなど)と共に台頭しました。
こちらも非常に特徴的ですが、音楽ジャンルでもあったりアニメのヒール役の服装で使われたりとイメージがしやすいかと思います。
プレッピーファッション
- 特徴:アイビーリーグスタイルの洗練されたカジュアル。ポロシャツ、チノパン、カーディガンなど。
- 歴史背景:1950年代、アメリカ東海岸の名門大学の学生ファッションとして始まり、1980年代に大ブームとなりました。
こちらは今のトレンドにも出てきたりするジャンルで、綺麗め+カジュアルをミックスしたスタイルです。
学生発祥ですが幅広い年代が参考にできるスタイルだと思います。
モード(Mode)
UnsplashのMichael Leeが撮影した写真
- 特徴:高級感、前衛的なデザイン、洗練されたシルエット。パリのオートクチュールが代表的。
- 歴史背景:フランスのファッションハウスが発展させた高級ファッション。シャネルやディオールなどのデザイナーが20世紀初頭から活動し、ファッションショー文化を確立しました。
ファッションショーなどで着られるような「最新」の服をファッションとして取り入れたジャンルで、街中ではツッコミどころの多い服装というとイメージしやすいかも知れません。
ファッションの最前線でやっていきたい人は必ず注目しましょう!
このようにファッションを区別するのに便利な10のジャンルを紹介させていただきました。
他にもジャンルはあり、さらに細分化したニッチなジャンル分けもあるので興味を持ったら是非深掘りしてみてください。
Pinterestアカウントで参考になる画像をピン付してまとめてみました。
よりイメージを具体的にできるようにまとめたのでよかったら参考にしてみて下さい。
どうやって知識を「おしゃれ!」に活かすのか!
ファッションはトレンドを追いかける方法(アパレル店員などを参考に)と
自分に合った(又は好き!)ジャンルを見つけてその世界観を纏う方法の2種類に分類されると私は考えます。
知識をつけることでトレンドや自分に合う服装の本質が何かを理解するヒントを身につけられるのです。
例えば、ワイドパンツなどのゆったりとしたアイテムが街で売られるようになったと感じるのではないでしょうか?
そのワイドパンツを履いてみて何かお店の人やインフルエンサーが着ているのと違うなと感じたとします。
ジャンルについて知識があると、下記のようなイメージができます。
ワイドパンツ→ゆったりとしていて動きやすい→快適さや実用性が高い
アメカジやミリタリーといった実用性の高いファッションジャンルを参考にするとうまくまとまるのではと連想できるのではないでしょうか?
アイテムからでも同様に、デニムが流行りであればアメカジの特徴的なアイテムだったなと考え、
あとは調べれば多くのコーデがみられます。
また、かっこいいと思って着てみた服が自分にしっくりきていないと感じてしまうことがあります。
がっかりせずに他のジャンルでトライしてみて自分にビタっと合うイメージができるものを探してみましょう。
そしてそのジャンルに集中して深くかつ広げてみると良いでしょう。
トレンドを追わないおしゃれな人も世の中には沢山いるので、トレンドを追わないと!!!と焦ることなく探究者のようにその道を極めていきましょう!
コーデを参考にする際のポイントとしてはサイズ・素材・色味に注目して真似をしましょう。
トライ&エラーを繰り返すことで、チグハグ感が徐々に抜けて自分に馴染んだスタイルが見つかるので是非この3点に注目してみてください。
まとめ
⚪︎10個の代表的なジャンルの特徴と歴史的背景
・クラシックファッション
・ストリートファッション
・ボヘミアンファッション
・グランジファッション
・スポーツウェア
・アメカジファッション
・ミリタリーファッション
・パンクファッション
・プレッピーファッション
・モード
服の知識ということでまずはじめに10のファッションジャンルについて記述させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
今後お出かけですれ違う人の服装が「アメカジだ!」「プレッピーっぽいな!」と認識できそうになりましたでしょうか?
ここがスタートです!
私の場合は、街中でみる人のファッションを認識できるようになったところからファッションの興味がどんどん湧いてきて自分で調べていくようになりました。
人に話をして「詳しいね!」と言ってもらえるようになったら、さらに楽しくなってきます。
今回の内容はあくまで基礎ではありますが、軽く豆知識として話ができるように歴史的背景も書かせていただいたので是非気になった方はより深く調べたり友人に話してみてください。
今後もアイテム・ブランドの歴史や種類、機能など雑誌などでは特集でしか取り上げられないような
内容を中心に皆さんが服を好きになり、『せっかく着るならおしゃれになりたいよね』と思わせられるように引き続き記事を更新していきますので是非また訪れてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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